長唄 杵徳会

〒155-0031 世田谷区北沢2-10-15-315
TEL : 03-5454-0338 (下北沢教室)
TEL : 0422-41-0211 (吉祥寺教室)
E-Mail : info@kinetoku.com

  
 




横笛幻想 試聴 MP3

14.53Mb/演奏時間約15分27秒


横笛幻想 歌詞、概説

横笛と滝口の悲しい恋 想う人と添い遂げることの叶わなかった定め出家した滝口を慕い、横笛は・・・・・



忠臣蔵より 花の章・雪の章








さるとかにの話  試聴


年寄りが、昔ながらに語り継ぐ場の〈いろり〉のなくなった現代の生活の中で、ともすれば忘れられがちになる《むかしばばし》。
周りに語りべの居なくなった今、別な文化手段である邦楽で、老若男女を問わず語ってみたい。年を経て、大人になってゆく時にも、幼い話の中に思い起こされ る幼き頃の日々。淡く優しいノルタルジー。そのようなところから作曲された曲で、昔からお馴染みの話「猿かに合戦」を、三味線音楽のBGMに、朗読で綴る ように出来ている。

昭和40年(1965年)杵屋勝左近(後・杵屋徳衛)二十歳の時の初作品。


むさしの
 試聴
フルバージョン


陽が落ちる 野は風が吹く 林は鳴る むさしのは 今暮れ行く 《手事》 道急ぎたまえ 新月こずえに光(かげ)放ち ふいに新たな野に出(いで)し 山 は暮れ 《手事》 野は黄昏の すすき 《手事》 よもすがら 木の葉かたよる 音聞けば 忍びに風の 通ふなる


作品の中ではもっとも多く演奏されている珠玉の名曲です。
今回やっとアップロードできました。

みなさまどうぞお楽しみください

国 木田独歩の名作「武蔵野」より、作詞/加倉井秋を。作曲/杵屋徳衛。欅並木の広がる《むさしの》に赤く大きな夕日がゆったりと沈んで行きます。山は暮れ、 林が鳴ります。私たちは風の妖精なのでしょうか。林を抜けるとそこには梢に月の光(かげ)がかかっているではありませんか。まわり一面には「ススキ」が生 い茂っています。私たちも優雅でのびやかにススキの上を駆け回ります。やがて、十七絃の低い音にリードされて、木々の切れ目あたりから野分(のわき)の風 が吹き渡ります。昭和52年に、武蔵野市が市制30周年記念のために作曲された曲で、同年11月12日に、文化祭の中の総合イベント『フェスティバル・歴 史とふるさと』で初演されました。名曲のいわれの高い曲。ルーマニア国立交響楽団来日の折、演奏後、楽団最高責任者および指揮者からも絶賛。楽譜及び録音 テープなどを所望される。



天鼓







ぺーパードール








耳なし芳市  試聴

三 味線音楽は浄瑠璃物、歌物等、古典演奏では、主にユニゾン形式(同じ事を複数で演奏する)の演奏です。そして唄(浄瑠璃)と三味線は各々専門にパートが別 れて演奏されて来ました(地唄・三曲等例外も有りますが)。そして、難解な歌詞は、深い意味が有る反面、現在ではそれを理解するのに図書館へでも通って調 べて、やっと判明するような状態になっております。 初めて聞いた人にして見れば、それは聞きにくくて、ただただ訳が解らず、眠いかつまらないかになって しまいます。 「三味線音楽を広く理解してもらう」という観点から見ますと大きな障壁となってきます。 音楽は聞く人の感性にその多くを委ねている訳でも 有るのですが、意味不明部分が多いとその感性の発露も半減してしまいます。作曲者、演奏者、そして鑑賞者が、そのイマジネーションの世界を共有出来るよう な手段の一つとして模索した結果、『朗読三絃』という手法を採ることに致しました。 より多くの人が共通して曲のイメージを掴みやすく、又、その世界を楽 しめれば…そうした事が、ひいては古典継承の為の道しるべにも繋がれば…との思いで作曲しました。 更に、三味線音楽の継承(自身は長唄)という問題に多 大の危機感を抱いている一人として、前述の古典の因習の中に閉じこもった方法にとらわれず、一挺の三味線・ナレーションと一挺の皷で表現する形を採りまし た。



吉祥天女伝説
  試聴


数多くある三味線音楽の中で《長唄》は、色々な音楽を取り 入れて発展して来ました。その理由はともあれ、まだまだ発展 の可能性を秘めていそうな長唄も、目まぐるしい発達を遂げた 近世の文明とスピードに、少しづつ説得力の喪失が進行しているように思えます。 古典であるが為に、守る事にこだわる余り、視野が狭くなったりして時代の感性を導入する事にためらいが生じては、ついには守るべきものの扉を閉めてしまう 事にもなりかねません。 率先して新たな表現へのチャレンジと解釈や、ほんの少し先の時代の感性を取り込むことが出来る心の余裕があれば、古典を「守 り」・「継承」して行ける道が続くのではないでしょうか。そこに創作の必要性が生じ、且つ亦、発展を遂げて行けるのであり、創作と継承は表裏一体とも言え る部分です。 唯一とは言いませんが、少なくとも極めて重要な方法ではないでしょうか。 そのような基本の考え方から、今迄の長唄三味線音楽の技法・ 表現などを充分に使い、音で想像力を駆り立てるように試みたのが、『耳なし芳市』であり『吉祥天女伝説』です。「耳なし…」は、ほとんどナレーションが主 でしたが、「吉祥…」では歌詞は少なく、又、歌詞の中での割合はナレーションより唄の部分が多くなっています。 説明的歌詞に頼らず、三味線と十七絃での 場面表現も多くなっ ております



雪女
 試聴


……  恋心 触れて身は淡雪に似て とける想いを 掟が縛る とまどいて又 やるせなさも愛と聞け ……




平家物語より 花の色







一休禅師と地獄大夫
  試聴


長唄の大作「一休禅師」は、坪内逍遥作詞、吉住小三郎作曲として有名ですが、その一休禅師の原作から、一休禅師と地獄大夫の部分を題材にして作曲されまし た。一休さんと言えぱ“とんち”で有名ですが、後小松天皇の御落胤として明徳五年(1394年)に生まれ、剃髪し、臨済宗の僧「一休宗純」となり、一代を 自分の信念を貫いて文明十三年(一四八一年)その生涯を閉じました。寛政の大飢饉から応仁の乱へと続く退廃した世に対し、痛烈な批判行動から「風狂」とも 称されました。大徳寺住持の論旨までをも賜る程の高僧でしたが、公然と酒を飲み、女性も愛しました。それは人の心に正直に生きようとする一方、厳しい戒律 を謳っておきながら裏で飲酒・女犯肉欲を欲しいままにしている当峙の腐敗堕落しきった禅宗・憎門・憎徒に対する辛辣な批判行動でもあったのです。



   
ホーム稽古場案内演奏会杵屋徳衛オリジナル曲ショップ資料室
Copyright(C) Nagauta Kinetokukai. All Rights Reserved.